Ransomware Frontline Report
付録B 初動時の記録様式
初動では、確認できた事実、根拠、実施した措置、判断者、未確認事項を時系列で記録する。この様式は、事案発生直後から事実と判断を分けて残すための記録として使用する。
以下は記入例であり、実際の事案を示すものではない。
| 時刻(タイムゾーン) | 確認済み事実 | 根拠・証拠の場所 | 実施した措置 | 判断者 | 未確認事項・次の行動 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2026-09-03 09:15 JST | 管理端末AでEDRの高重大度検知を確認 | EDRコンソール / Alert ID: EXAMPLE-001 | 端末Aをネットワークから隔離 | インシデント責任者 | 同一IDによる他端末へのログイン有無を確認する |
この記録様式は、内部の事実管理を目的とする。攻撃者との交渉記録とは分けて扱う。攻撃者からのメッセージ、リークサイト、身代金ノート等は原本を保全し、安易に転送・改変・公開しない。