Ransomware Frontline Report
用語の基礎
| 用語 | 本書での意味 | 混同しやすい点 |
|---|---|---|
| ランサムウェア | 利用不能化や公開脅迫を通じて金銭等を要求する不正活動・不正プログラムの総称 | 暗号化だけに限定しない。 |
| データ恐喝 | 窃取したデータの公開・販売・通報を脅しに使うこと | 暗号化がなくても成立する。 |
| 二重恐喝 | 暗号化とデータ窃取の双方を圧力に使う手法 | 「二段階の侵入」を意味しない。 |
| RaaS | 開発者が基盤や暗号化機能を提供し、実行者(affiliate)が侵入・加害を担う分業モデル | すべての攻撃者がRaaSではない。 |
| 初期侵入 | 攻撃者が組織環境への足場を得る最初の局面 | 侵害全体の原因を一語で固定しない。 |
| 横展開 | 一つの足場から他の端末・サーバー・IDへ到達範囲を広げること | ネットワーク移動だけとは限らない。 |
| 管理プレーン | ID、仮想化、バックアップ、EDR、クラウド等を管理する権限面 | 業務データ面より影響が広いことがある。NIST等が個別に扱う統制領域をまとめ、本書で分析上用いている用語であり、単一の公式規格用語ではない。 |